2011-02-22 [長年日記]
_ Windows環境のJRubyで jirb に色をつけて快適に使いましょ
Windows + JRuby + jirbを快適に使うためには、エスケープシーケンスを解釈してくれるコンソールが必要です。残念ながら普段から愛用しているNYAOSでは、エスケープシーケンスは使えません。*1
Ruby Forumの記事を参考に色付jirb環境を作りました。
Windows以外のJRubyや、JのつかないRubyの場合
@sugamasao さんの日記がとても参考になります。
試した環境
- Windows XP SP3
- JRuby 1.6.0RC2(手元でコンパイルしたもの)
- 1.8 mode
> jruby --version jruby 1.6.0.dev (ruby 1.8.7 patchlevel 249) (2011-02-22 ad68e22) (Java HotSpot(TM) Client VM 1.6.0_18) [Windows XP-x86-java]
エスケープシーケンスを解釈する ANSICONを使います
下記からダウンロード・解凍します。32bit版と64bit版があります。
JRubyにgemを導入します
> jruby -S jgem install wirble --no-ri --no-rdoc > jruby -S gem list *** LOCAL GEMS *** sources (0.0.1) wirble (0.1.3)
NYAOS + Ckw環境で試します
Ckw経由でNYAOSを起動してからのコマンドを残しておきます。*2
> ansi132\x86\ansicon.exe -p > jruby -S jirb >>require 'rubygems' >>require 'wirble' >>Wirble.init >>Wirble.colorize
日本語はANSICONが対応していないらしく、完全に化けます。
色のついた結果はこちら
WindowsでのJRuby C拡張があれば話が早い
いつかやってみよう。。。
http://jonforums.github.com/ruby/2010/11/30/devkit-jruby-c-extensions.html
まとめ
- Windows環境 + JRubyでの色付きjirbは面倒(´・ω・`)
- 日本語は諦めましょう
- 将来、Windows環境でのJRubyC拡張が簡単に使えるようになったらいいですね
- Linux + JRuby環境では、色付きjirbはすぐ使えます*3ので、特別な理由がなければLinuxで(σ´∀`)σ
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